アナビアン親子三代記 日本で50年の歩み

優雅な時代のイランで水煙草を嗜むラヒム・アナビアン

それは1951年に開店したテヘランの古美術店で、パーレビ国王の美術顧問ラヒム・アナビアンと日本の考古学者の交流から始まった。

ペルシャ土器が積まれた老舗の勝手口

ラヒム・アナビアンが経営していた老舗では7千年前の素焼土器からシルクロードの交易で流行した幻の青釉陶器までそろい、学者の遊園地のようだった。ラヒム アナビアンの老舗の裏側には、ペルシャ紀元前の無傷の土器がいつも無造作に置かれていた。その前でポーズを取っているのはラヒム・アナビアンの孫、ダリア・アナビアン。3代目としてペルシャ文化財の保存に努め、その大切さを伝承している。